« ヘルメットとサイコンを購入 | Main | リタノフ 初乗り(ホイール,タイヤ,スプロケ交換の効果) »

September 19, 2008

リタノフ購入

インターネット(2chなど)で有名な激安ロードバイク(風),リタノフを購入.正式名はRe:turn off RD-701N 2009年モデル(2009年モデルといっても有名メーカーのようにフレームが変わったとかではなく,悪評の高かったリムテープやBBを交換した程度.サドルがちょっと変わっただけ).

Cimg4111

宅急便とは思えないような大きなダンボールに入って送られてきた.驚いたことに緩衝材もなにもなく,ただダンボールの中に自転車が入っている.激安ならではの送り方である.激安といっても原油価格の高騰で3万円になった.以前は2万円弱だったそうで,2万円でも高いといわれていたらしい.

原油高で値上げになるのを見越して注文が殺到したのか,このところ絶滅危惧種となっていた.今回,9月入荷分(2009年モデル)を購入することができた.

早速乗ってみました.乗り心地は最悪です.車重も重いけれど,走りはもっと重い.
慣れていないということはあるけれど,R3よりももったりとした走り.サイコンをつけて走ってみると30km/hくらいしかでない.雨あがりなのと試走であることを割り引いてもいい走りとはいえない.
さすがに激安バイクである.値段相当の走りである.

ロードバイクがクロスバイクよりも遅くて,もったりした走りでは情けない.

まあ,この辺はサイトで集めた情報で予想していたのであるが,予想以上に悪い(笑).

まずタイヤとホイールがどうしようもなく悪い.タイヤは28Cだからはずして通勤用にしようと思っていたが,使うのをためらうほどひどい.普通のママチャリのタイヤを700×28Cにしただけで,変なブロックパターンと妙な硬さのタイヤである.エスケープのタイヤの空気圧が120PSIなのに対して100PSIがマックスであり,高圧化もされていない.

ホイールもママチャリのようなホイールでこれが重い.ずっしりと重く,しかも回らない.

そんなわけで定番のホイール及びタイヤ交換.
先週購入したWH-R500とpanarecerの23Cタイヤを装着.チューブはリタノフからはずしたものを流用したが,仏式の標準サイズのバルブのため,短かった.このため,空気が入れにくい.こんなところでもコストカットされている.

リタノフのリアエンドはロードバイクの130mmではなく,MTB用の135mmである.何故,こんな寸法なのかは不明だが,事実である.多分,クロスバイクか何かの設計を適当に真似て作ったのだろう.そうでなければなんでこんな中途半端なことをするのかわからない.

こちらの対策はWH-R500の車軸(直径10mm,長さ141mm)を抜いて,MTB用の146mm軸を使う.
ハブのグリスアップの練習にもなるので,丁度良い.先週かったシマノの工具を使ってハブを分解する.

Cimg4113

今回はグリスアップまでしないので,軸受け内のボールはそのままです.

Cimg4119

リアエンドが130mm用の軸は長さが141mmに対して,135mm用の軸は146mmと丁度5mm長い.
リタノフのホイールには2.5mmのスペーサーが2枚入っている.

ハブから141mmの軸を抜いて,玉押しやスペーサーを146mm軸に取り付ける.リタノフのスペーサーも軸に装着.
写真の銀色の部分がリタノフのスペーサー.

反対側にもスペーサーを入れて,元に戻す.これでエンド幅135mm対応のWH-R500ホイールが完成.
リタノフのオリジナルはクイックレリーズに対応していないので,ホイールを変えることでクイック化もできる.

Cimg4120


こんな感じです.スペーサーを入れてあるので,フレームをゆがめることもありません.

フロントは何もしなくても直ぐに取り付けられます.フロント,リアともに取り付け完了.
ホイールを交換するついで(ついでというよりリタノフ純正のギヤはカセット式でないので,そもそもつかない)に,リアスプロケットも変更.リタノフのリアは7速だがスプロケットは8速を使用.インターネットでの情報ではリタノフに使われている変速機A050は7速対応だが,レバーは1速よりさらに動かすことができて0速があるため,8速でも問題なく変速できるらしい.

Cimg4121

リアスプロケットも交換して,動作チェック.

ここでちょっと問題が発生.ネットの情報では特に何も調整しなくても8速まで変速可能とあったが,シフトレバーを6速に入れるとトップギヤに入ってしまい,7速にするとギヤが落ちてしまう.また0速にしても3速くらいまでしか変速しない.

ディレイラーの調整範囲があっていない.調整ボルトをまわし,トップ側は稼動範囲を小さくし,ロー側は稼動範囲を広げた.トップ側は比較的簡単に調整できたが,ロー側はこんなに調整ねじをまわしたら調整しろがなくなると思われるくらいねじを回した.

これとワイヤーの引きを調整する.フロントディレイラーが少しすったりするが,何とかリア8速が無事に変速できるようになった.

A050はシフターがハンドルのまっすぐな部分にあるため,サイコンがあたってしまう.シフターをずらすとハンドルの太さの関係でシフターがぐらぐらする.古いチューブを切ってシフターの金具のしたに入れて厚さを調整.

なんとかサイコンとシフターを固定する.ヤフーオークションでSTIレバーを入札するが,駄目だった.そのうち安いSTIレバーを買おう.シフト性能はともかく,ハンドル周りがすっきりしないので,ライトなども取り付けられない.

さらにもうひとつ問題があってリアブレーキがタイヤと干渉してしまう.スペーサーを入れてセンターを出したのに何故と思ったが,キャリパーブレーキを支持するボルトが全然締め付けられていないため,ぐらぐらだった.
この辺も激安ならではか?

いろいろな部位に不具合(調整不足)があるので,今日一日でだいぶ詳しくなった.自転車用の工具も初めて使うものばかりだが,工具にもいろいろと工夫があって面白かった.

Cimg4122

ホイール,タイヤ,リアスプロケット,ボトルケージ,サイコンを取り付けたリタノフです.
今後,STI化やフロントフォークの交換を目指す予定です.STI化をしたらリア9速または10速化も検討しよう.

リアのシフターの調整に手間取ったため,日没になってしまった.リタノフ用のライトを買ってない(茨城では基本的には昼間しか走らないのでいまのところ不要)のと台風の影響で雨が降っているので,今日は走行することなく,終了.

リアの変速調整をするため,手で回していたときのサイコン読みの最高速度は59km/hでした.R3より早いじゃないか.もっともフロント50丁,リア12丁でまわせたらの話だけど...

リタノフのロゴはステッカーなので,いずれははずそうと思っているけれど,せっかくなので,今日はつけたままにした.

それにしてもリタノフのタイヤ,ホイール,リアスプロケットは使い道がないな.オークションに出しても売れないだろうし,売れても配送が大変.

スプロケットは飾り,ホイールは風力発電用の教材にするしかないかな.タイヤは緊急時のスペアタイヤとするかな.

整備しているだけで,一日が終わってしまった.リタノフ.買ったそのままでは,決してロード(ロード風)の走りをしない,変わり者.

メンテナンスや自転車の構造をしるには良いし,高価なロードバイクは手が出ないから,このマシンを地道に改良していこう.(それにしても溶接の雑なこと.シマノパーツ以外のボルト類の安っぽさは中国製ならでは.)

ウィークデーは豊橋でR3,ウィークエンドは茨城でリタノフに乗り,自転車を楽しもうと思います.安い自転車でも自分で整備したりすれば十分楽しめる(と思う).

|

« ヘルメットとサイコンを購入 | Main | リタノフ 初乗り(ホイール,タイヤ,スプロケ交換の効果) »

クロスバイク」カテゴリの記事